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Robert Galbraith "The Ink Black Heart(Cormoran Strike #6)" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆずです!

今回は、Robert Galbraith "The Ink Black Heart(Cormoran Strike #6)" という作品をご紹介します。

 

 


あらすじ

私立探偵ロビン・エラコットは、だらしないイーディ・レドウェルが必死の形相で事務所に現れたとき、彼女と話してみたいと感じた。人気漫画『インク・ブラック・ハート』の共同制作者であるイーディは、アノミーというペンネームを名乗る謎のネット上の人物に迫害されていた。イーディはアノミーの正体を暴こうと必死だ。

 

数日後、ロビンはイーディがスタンガンで撃たれ、『インク・ブラック・ハート』の舞台であるハイゲート墓地で殺害されたという衝撃的なニュースを目にする――。

 

感想

まず、Robert Galbraithさんというお名前が、かの有名なJ.K.ローリングさんの別の名前(仮名)ということを知ってとてもワクワクしながら読み始めました。

 

ペーパーバック版で1200ページを超える大作で、最初は読み切れるか不安でしたが、面白くて思ったよりも早く読むことができました。一冊でここまで長い作品を読んだのは初めてかもしれません。

 

インターネット上で行われるやりとりの怖さ、追跡の難しさなど、まさに現代で起きていることがかなりのリアリティをもって描かれていました。私は英語でSNSはやっていませんが、あまり近づかないでおこうかなと思いました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!