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江戸川乱歩『吸血鬼』あらすじ・感想

こんにちは!

今回は、江戸川乱歩の『吸血鬼』という作品をご紹介します。

 

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作品概要
著者について

江戸川乱歩

1894年三重県生まれで、1923年「二銭銅貨」でデビューしました。優れた推理小説、怪奇小説、幻想小説を多数発表しています。代表的なシリーズは、「怪人二十面相」「少年探偵団」などで、日本の小説界に多大なる業績を残した人物と評されています。1965年に亡くなりました。

 

本の概要


・ISBN:978-4394301165
・出版年:1987年(新訂版)
・出版元:春陽堂書店
・ジャンル:ミステリ、推理小説、スリラー
・ページ数:342ページ
・シリーズ:明智小五郎シリーズ

 

あらすじ

初秋の塩原温泉、塩の湯A旅館で世にも奇怪な毒薬決闘が行なわれんとしていた。ひとりの美女柳倭文子をめぐっての美青年三谷房夫と画家岡田道彦との決闘であった。決闘に敗れた岡田は“畑柳未亡人”というふしぎなことばをのこして温泉から去っていった。三谷と倭文子が泊まる旅館へ、蛭田嶺蔵と名のるくちびるのないがいこつ男がやってきた。幽鬼のようなぶきみながいこつ男の魔手は倭文子とそのむすこ6歳の茂少年の上に迫る!警察の必死の追及を翻弄するばけもの!明智小五郎探偵の名推理はいかに?(Amazonより引用)

 

感想

久しぶりに乱歩作品を読みましたが、「これだこれだ~~!」という感覚になることが多く、とても楽しく読めました。密室トリック、明智小五郎の”ニコニコ顔”、何重にもなった事件の謎、そして不気味さ。もちろん乱歩作品を全部読んだことがあるわけではないので、断言はできませんが、これが彼らしさ、彼の作品の醍醐味だと思えるようなものがたくさんありました。事件をめぐってさまざまなことが起こりますが、事件自体はわかりやすいので、今まで乱歩作品を読んだことがない、という方にも読みやすいのではないかと思います。

 

そして私も大好きで、明智小五郎シリーズには欠かせない、小林少年も今回も大活躍しました!文代さんという明智小五郎の力強い助手でありパートナーも増え、さらに魅力あふれるシリーズになっていると思います。

 

まだまだ乱歩作品は読みたいものがたくさんあるので、読んだら、またこのブログでご紹介できればと思っています。

 

一言キャッチフレーズ

驚きは、最後の最後まで


5段階評価(おすすめ度)


※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★☆(4/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!