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東野圭吾『犯人のいない殺人の夜』あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、東野圭吾さんの『犯人のいない殺人の夜』という作品をご紹介します。

 


本の概要

・ISBN: 978-4334779795
・出版年:2020年(新装版)
・出版元:光文社
・ジャンル:ミステリ
・ページ数:371ページ

 

あらすじ

親友が屋上から落ちて、死んだ。自殺と思えない「俺」は当時の様子を探り始めるが…。(「小さな故意の物語」)直美は死ぬ直前にビデオメッセージを残した。その理由とは…。(「さよならコーチ」)岸田家の中で殺人が起きた。しかしそこには、死体もなければ犯人もいない…?(表題作)渦巻く人間の欲望を描いた全七編を収録。エンタメの頂点を極めた著者が贈る、珠玉の短編集!

(Amazonより引用)

 

感想

東野圭吾さんの作品は本当にどれも面白いですよね。今作は短編集ですが、そのどれもが違う面白さがありました。

 

意図的なもの(騙すもの?)から、本当に良かれと思ってした行動が悲劇を生むものなどさまざまでした。月並な言い方ですが、他の人の考えやそれに基づく行動って、そう簡単にはわからないですよね。わかったつもりになっていても、それは自分の想像に過ぎなくて。

 

人間の心理をとてもうまく描いていると思います。短編集なので忙しい方でも読みやすいと思います。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!