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羽生飛鳥『「吾妻鏡」にみる ここがヘンだよ!鎌倉武士』概要・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、羽生飛鳥さんの『「吾妻鏡」にみる ここがヘンだよ!鎌倉武士』という作品をご紹介します。

 


本の概要

・ISBN:978-4-569-85291-1
・出版年:2022年
・出版元:PHP研究所
・ジャンル:歴史、教養、日本史
・ページ数:240ぺージ(ソフトカバー)

概要

『吾妻鏡』は面白人間のオンパレード。気鋭の歴史ミステリ作家が、愛あるツッコミを入れまくり! 鎌倉時代の人物像がよくわかる!(PHP研究所HPより引用)

 

感想

面白かったです!2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を楽しんでいたので(海外在住のため、一時帰国の際に見た以外はHPやSNSで情報を入れていましたが……)、ドラマに出てきた人たちが『吾妻鏡』にどのように描かれているのかというのが興味深かったです。

 

こうして大河ドラマを楽しんだあとに本を読むと、やっぱりドラマはドラマなんだなと思わされますし、逆に『吾妻鏡』のままでドラマ化するのもそれは難しいだろうなと。

 

鎌倉武士も、もともと平家側だった人たちも、僧侶たちも、本当に個性的で(もちろん『吾妻鏡』は北条氏の視点というのは理解したうえで)面白いなと思いました。ドラマを見た方ならきっと楽しめるはずです。紹介されている人物の数は多いですが、一人あたりに割かれているページ数は多くないので、さくっと読めるかと思います。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!