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湊 かなえ"人間標本" あらすじ・レビュー【サスペンス】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は、湊 かなえさんの"人間標本" という作品をご紹介します。

 

あらすじ

蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは蝶なのだ。その輝きは標本になっても色あせることはない。五体目の標本が完成した時には大きな達成感を得たが、再び飢餓感が膨れ上がる。今こそ最高傑作を完成させるべきだ。果たしてそれは誰の標本か。――幼い時からその成長を目に焼き付けてきた息子の姿もまた、蝶として私の目に映ったのだった。(Amazonより引用)

 

感想

人間が持つ(持ち得る)怖さ、おぞましさ、そしてそれを実行してしまう何かの力、湊さんの作品らしいなと感じつつ、蝶や標本というものをテーマにしているのが新しいなと感じました。

 

とても読みやすくて一気に読めてしまいました。終盤に明らかになる真相には悲しみもありました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!