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五十嵐貴久『マーダーハウス』あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、五十嵐貴久さんの『マーダーハウス』という作品をご紹介します。

 


本の概要

・ISBN: 978-4408557229
・出版年:2022年
・出版元:実業之日本社
・ジャンル:ミステリ、心理スリラー
・ページ数:342ページ

あらすじ

大学合格を機に住居を探していた理佐は、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つける。


そこはセレブの別荘のような豪華な外見と設備、格安な家賃と好条件ばかり。
すぐに住むことを決め、充実した日々を送っていたが、同居人が立て続けに死亡する。


不安を抱いた理佐は高校時代の友人に相談するが……。
予想外の結末、震撼のサイコミステリー。 

(Amazonより引用)

 

感想

洋書でもよく読んでおり、好きなジャンルである心理スリラーだったので、楽しく読めました。続きが気になる展開で、また長さもちょうどよく、無駄がないなと感じました。

 

事件そのもの、というよりシェアハウスの同居人たちの何気ない会話にページが割かれていますが、最後まで読んでみると、それらにも小さな伏線がいくつもちりばめられていたのだと気付きました。

 

結末についての賛否はあると思いますし、事件の詳細を考えていくとちょっと無理もあるかなと思わないこともないですが、主人公の理佐ちゃんが素直で良い子なのと、文章の読みやすさでスルスルと読み進めることができました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!