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吉川英治『鳴門秘帖』あらすじ・レビュー

こんにちは!

今回は、吉川英治さんの『鳴門秘帖』という作品をご紹介します。

 

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作品概要
著者について

吉川英治

1892年、現在の横浜市中区に生まれました。様々な職業についたのち、作家活動に入りました。歴史小説、時代小説を得意とし、1935年から連載が始まった『宮本武蔵』は多くの読者を魅了し、大衆小説の代表的な作品となりました。敗戦後は、そのショックからなかなか筆をとれずにいましたが、親友の菊池寛からの求めで再度作品をかけるようになり、『高山右近』『大岡越前』で本格的に復活をとげました。1962年、肺がんのため亡くなりました。

 

本の概要

 

・連載年:1926年8月11日から翌年10月14日まで、「大阪毎日新聞」に連載
・ジャンル:歴史小説
・テーマ、キーワード:日本史、歴史、江戸時代、阿波、隠密

 

あらすじ

『鳴門秘帖』(なるとひちょう/なるとひじょう)は、吉川英治の長編小説である。1926年8月11日から翌年10月14日まで、「大阪毎日新聞」に連載された。
謎に囲まれた阿波に潜入しようとする青年隠密と、それを阻もうとする阿波藩士の戦いに、青年隠密を恋い慕う女性の恋情を組み入れたものである(Amazonより引用)。

 

 

感想

これまでも吉川英治さんの作品はいくつか読んできましたが、個人的には一番好きかもしれません。以前読んだ『剣難女難』より読みやすく、テンポもよかったので、退屈にならず読むことができました。また、序盤はどんな物語なのか、どんな展開になるのか分かりかねましたが、主人公の法月弦之丞が登場してからは、物語の筋が見えやすくなりました。

 

また、お綱さんと万吉さんという素敵な人物も出てきて、法月だけではおそらく少し足りなかったような人間味や人情なども物語に加えられていました。涙を誘う部分もいくつか。素晴らしい作品でした。

 

一言キャッチフレーズ

幾多の困難を乗り越え、目指すは阿波。


5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。


★★★★★(5/5)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!