こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!
今回はRobert Thorogood "The Marlow Murder Club" という作品をご紹介します。
リンク
あらすじ
ジュディス・ポッツは77歳で、幸せな生活を送っている。マーロー郊外の色あせた邸宅で一人暮らしをし、何をすべきか、どれだけウイスキーを飲むべきか指図する男もいない。
ある晩、テムズ川で泳いでいたジュディスは、残忍な殺人事件を目撃する。地元警察は彼女の話を信じなかったので、彼女は自分で調査することに決め、すぐに、実直なドッグシッターのスージーと、地元の牧師の清楚な妻ベックスも調査に加わることになる。
感想
面白かったです!私はシリーズの2作目から読んでしまったのですが、順番通りでなくても事件単体として楽しむことができました。1作目であることから、2作目に比べて、マーロー・マーダー・クラブの3人の個人的なことも丁寧に描かれているなと感じました。
全体的なボリュームやストーリー展開、またテンポなどもちょうどよく、程よい緊張感を持ちながら読むことができました。細かな点に隠された重要なポイント、過去と今がつながる瞬間、伏線がきれいに回収される終盤など、素晴らしかったです。
5段階評価(おすすめ度)
※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。
★★★★★(5/5)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!