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Ruth Ware"The it girl" あらすじ・レビュー【洋書心理スリラー】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回はRuth Wareさんの"The it girl" という作品をご紹介します。

 

 

あらすじ

エイプリル・クーツ=クライブデンは、ハンナ・ジョーンズがオックスフォードで最初に出会った人物だ。

快活で聡明、ときに凶暴で、究極のイット・ガールだった彼女は、ハンナを瞬く間に彼女のまばゆい軌道に引き込んだ。2人は最初の学期中に、ウィル、ヒュー、ライアン、エミリーという切っても切れない親友グループを作り上げた。しかし、2学期の終わりには、エイプリルは死んでいた。

 

感想

面白かったです!ルース・ウェアさんの作品はこれまでにもたくさん読んできましたが、彼女らしさが詰まっていて、それでいてこの作品独自のエッセンスもありました。伝統的なイギリスらしさがありながら、登場人物たちは非常にリアルで、読者がすーっと物語に入っていくことができる。ページ数は多いですが、無駄なところはないなと感じました。

 

終盤に主人公が事件の真相にたどり着くのですが、「どのように」という部分も面白かったものの、やはり最大の謎であった「なぜ」の部分が解き明かされたときはなるほど、と思いました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★★(5/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!