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Tess Gerritsen "Die Again(Rizzoli & Isles #11)" あらすじ・レビュー【洋書】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Tess Gerritsenさんの "Die Again(Rizzoli & Isles #11)" という作品をご紹介します。



作品概要
著者について

テス・ジェリッツェン
中国系アメリカ人であり、世界的なベストセラー作家である。スタンフォード大学を卒業したテスは、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の医学部に進学し、医学博士号を取得している。

 

本の概要

・ISBN:9780345543851
・出版年:2014年
・出版元: Ballantine Books
・ジャンル:ミステリ、スリラー、クライム
・ページ数:330ページ(ハードカバー)
・シリーズ:Rizzoli & Isles #11

 

あらすじ

ボストンの刑事ジェーン・リゾーリは、最近その地域の有名な博物館のために調達し剥製にするよう依頼された美しい白いユキヒョウの死体とともに、大物ハンターがアパートで死んでいるという事件を担当している。

 

検死官のマウラ・アイルズは、この事件を、一見無関係に見える多くの死と関連づけ、犠牲者が全員、ヒョウの殺害の特徴である逆さ吊りになっているのを発見する。

 

リゾーリは不可解な手がかりを追ってボツワナへ向かい、そこで6年前に起きたキャンプでの殺傷事件には、未解決の謎があることを発見する。この2つの事件が関連していることに気づいたリゾーリは、悲惨な旅の唯一の生存者を探し出し、この陰惨な死の背後に誰が、あるいは何があるのかを突き止めなければならない。

 

 

感想

テスさんの作品は今回初めて読みました。日本語訳されている作品もあるようで、世界的な人気の高さを感じました。

 

初めての作家さんは文体や物語の進め方などに慣れておらず、読むのに時間がかかることが多いのですが、この作品はとても読みやすく、またとにかく面白かったのでどんどん読み進めることができました。

 

ボツワナとボストン。雄大なサファリと大都会。6年前の事件と現在の事件。それらがどのように交差していくのか最後までどきどきしました。しかし最後にきれいに色々な伏線が回収され(ややかなり急ぎ目で回収した印象もありますが)読後はすっきりした気持ちになりました。

 

サファリに行ってみたいとは思いませんが(サバイバル能力はおろか、基礎体力もないため)、動物たちの生態を知るのは好きです。ボツワナの章では、自分がそんなサファリにいるかのようなリアリティを感じられました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★★(5/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!