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【落語ファンが選ぶ!】声がいい落語家さん5人!

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

 

みなさんは、落語がお好きですか?「寿限無」や「時そば」のような有名な噺なら知っている、という方も多いかもしれません。落語を聞くときの楽しみの一つが、落語家さんの声。そこで今回は、落語ファンの筆者が選ぶ、美声の持ち主である落語家をさん5人ご紹介します!

 

※なお、見出しの名前の後の敬称は略しています。あらかじめご承知おきください。

 

 

1.柳亭市馬(りゅうてい いちば)

「美声の落語家」と聞いて、柳亭市馬師匠を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。師匠は、ポニーキャニオンからCDも出している、歌手でもあります。素敵な笑顔とあふれ出る温かなお人柄も合わさって、女性ファンも多い師匠です。もちろんお声だけでなく、芸も多くの落語ファンから称えられるほどの実力。「国立演芸場花形演芸大賞」など多くの賞を受賞しています。

 

2.春風亭一朝(しゅんぷうてい いっちょう)

江戸前噺家として、現在最も人気がある噺家の一人です。ハキハキと聞き心地のいいテンポで、聞く人を魅了します。一朝師匠の噺を聞いていると、本当に江戸時代にもどったかのような感覚に。大河ドラマ『龍馬伝』の江戸言葉指導もなさいました。

 

3.三遊亭歌奴(さんゆうてい うたやっこ)

大分県ご出身の四代目三遊亭歌奴師匠。中学校のクラブ活動で落語研究会に入っていたというから驚きです!高校時代には、地元ケーブルテレビの番組やラジオ番組にも出演なさっていました。明るく通り、すっきりした美声の持ち主です。お相撲鑑賞もお好きとのことで、「佐野山」など、力士が出てくる噺もお得意です。

 

4.柳亭左龍(りゅうてい さりゅう)

柳家さん喬師匠のお弟子さんでいらっしゃる、六代目柳亭左龍師匠。芯がしっかりした、よく通るお声の持ち主です。東京女子大学で古典芸能の非常勤講師もなさっている師匠。また、小学館から「使ってみたいイキでイナセな江戸ことば」という書籍も出版されています。

 

5.桃月庵白酒(とうげつあん はくしゅ)

どんな噺を聞いても外れがない、安定した実力をお持ちの桃月庵白酒師匠。よく通る明瞭なお声の持ち主で、男性のキャラクターだけでなく、“おかみさん”など女性の登場人物もお上手です。亭号から、白酒さんのお師匠さんが一見するとわかりにくいのですが、六代目五街道雲助師匠です。

 

いかがでしたか?

声、というものは難しく、一概に“いい声”“美声”というものは決められませんし、個人の好みによるところも大きいものです。今回ご紹介した方々も、一落語ファンの筆者が選んだもの、と参考程度に捉えていただけましたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!