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Arnaldur Indridason "The darkness knows(Konrad #1)" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ・警察小説】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回はArnaldur Indridason "The darkness knows" という作品をご紹介します。

 

 


本の概要

・出版年:2017年
・出版元:Minotaur Books
・ジャンル:ミステリ・警察小説
・ページ数:352ページ
・シリーズ:Konrad #1

 

あらすじ

ラングヨークル氷河の氷の底から、30年前に失踪したビジネスマンのものと思われる凍死体が発見された。当時、大規模な捜索と警察の捜査は成果をあげず、失踪した男の仕事仲間が一時的に拘束されたが、起訴するだけの証拠がなかった。

 

そして今、その仲間が再び逮捕され、失踪事件を最初に捜査した退職警官コンラッドは、何十年も心に重くのしかかっていた事件の再捜査のために呼び戻される。ある女性が、亡き兄から得た新たな情報をもとにコンラッドに接触してきたとき、長い間冷え切っていたこの事件の解決にようやく進展がもたらされる。

 

感想

最近かなり複雑な構成の小説や、メンタルが少し削られるような作品を読むことが多かったので、とても良い意味でシンプルな作品を読むことができて良かったです。過去の事件に動きがあり、物証と突き合わせながら当時の関係者をあたっていく。

 

こういったシンプルな捜査手順で、読者は謎解きに集中することができます。アイスランドは行ったことがない国ですが、地球温暖化の影響もわかりやすい形で表れているのかなと感じたりしました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!