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Jane Corry "My Husband's Wife" あらすじ・レビュー【洋書ミステリ・心理スリラー】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回はJane Corryさんの"My Husband's Wife" という作品をご紹介します。

 

作品概要
著者について

ジェーン・コリー
作家でありジャーナリストでもある。男性用の厳重警備刑務所でレジデント・ライターとして働いた経験を持ち、この経験がサンデー・タイムズ紙のベストセラー『My Husband's Wife』や『Blood Sisters』にインスピレーションを与えた。

 

本の概要

・ISBN:9780735220959
・出版年:2016年
・出版元:Pamela Dorman Books
・ジャンル:ミステリ・心理スリラー
・ページ数:373ページ

 

あらすじ

若い弁護士リリーはエドと結婚し、過去の秘密を捨てて再出発しようと決意する。しかし、初めての殺人事件を担当することになったとき、彼女は前科のある殺人犯ジョーに出会う。

 

秘密を抱えているのはリリーだけではない。隣人のカーラはまだ9歳だが、秘密が強力なものであることをすでに学んでいる。秘密は彼女が望むものを何でも手に入れることができるのだ。

 

12年後、リリーが玄関先でカーラを見つけたとき、連鎖する出来事が動き出した――。

 

感想

海外レビューサイトで他の方の感想も読んでみたのですが、私と同じように、「もっと短くできたはず」という意見がちらほら見えてちょっと安心しました。

 

色々なことを詰め込みすぎているように感じ、またキャラクターも良い人がいないわけではありませんが、その人がいてもなお読者を精神的に疲れさせるような人ばかりで、個人的には合いませんでした。

 

弁護士が抱える葛藤や、罪と罰、などのテーマは面白かったです。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★☆☆(3/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!