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Jennifer Hillier "Things we do in the dark" あらすじ・レビュー【洋書心理スリラー】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回はJennifer Hillier "Things we do in the dark"という作品をご紹介します。

 



あらすじ

パリス・ペラルタが自宅のバスルームで逮捕されたとき、彼女は血まみれでカミソリを持っていた。しかし、見た目は悪いが、彼女が一番心配しているのはそのことではない。メディアの不要な注目が彼女を取り囲んでいる今、長い間隠されていた過去の誰かが彼女を見つけ出し、彼女が懸命に築き上げた新しい人生と未来のチャンスを破壊するのは時間の問題だった――。

 

感想

フィリピン系カナダ人というアイデンティティを持つ筆者ならではの作品なのかなと感じました。この作品ではそのアイデンティティ自体が中心となるわけではありませんが、ところどころで彼女に対する周囲の視線や扱いなどがそれを物語っているような気がしました。

 

事件は主に現在のもの、そして過去のものの2つが扱われます。個人的には現在の事件の方が興味が引かれたので、そちらにもう少し焦点があてられていたら良かったかなと感じました。また、結構直接的な描写も多いので、苦手な方はお気を付けください。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★☆☆(3/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!