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ルーシー・ワースリー "アガサ・クリスティーとらえどころのないミステリの女王" あらすじ・レビュー

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回はルーシー・ワースリー "アガサ・クリスティーとらえどころのないミステリの女王" という作品をご紹介します。 大友香奈子さんの翻訳です。

 


作品概要

刊行当時の読者たちにとってクリスティー作品は"郷愁を誘うもの"でも"伝統"と関係のあるものでもなかった。クリスティー自身はハワイにサーフィンに行き、速い車を愛し、新しい心理学に興味を持つという"現代的"な生活をしていた。だから彼女の小説が出版されたとき、それはやはりわくわくさせる生き生きとした"現代的な"ものだったのだ。

全世界に読者をもつ巨匠アガサ・クリスティー。しかし彼女は職業を聞かれれば無職と答え、書類には主婦と記入した。当時の社会階層やジェンダーのルールにより平凡なふりをして生きた20世紀の偉大な作家の一生に光を当てる。口絵16ページ。
(Amazonより引用)

 

感想

アガサクリスティーは大好きなので、彼女に関する本も楽しく読めました。特に本の冒頭にたくさん載っていた写真は貴重な資料だなと感じました。

 

クリスティーの人生はだいたいわかっていましたが、この本はかなり詳しく書かれていました。クリスティー自身の作品や周囲に語ったこと、手紙に書かれていたこと、また彼女の人生に関わった人々の語り・手紙などの内容もあり、多角的にクリスティーの人生を知ることができました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!