雲川ゆずの本棚

本のレビューやおすすめ本紹介、イギリス生活の記事を書いています!

Richard Osman "The Bullet That Missed (Thursday Murder Club #3)" あらすじ・レビュー【洋書】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回は、Richard Osmanさんの "The Bullet That Missed (Thursday Murder Club #3)" という作品をご紹介します。

作品概要
著者について

リチャード・オスマン
作家、プロデューサー、テレビ司会者として活躍しています。“The Thursday Murder Club” は彼の最初の小説です。彼は、ポイントレスとリチャード・オスマンのゲームの家を含むテレビ番組でよく知られています。また、クリエイティブ・ディレクターとして、数多くの番組でエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。そのほか、ゲーム番組の常連でもあります。

 

本の概要

・ISBN:9780241512425
・出版年:2022年
・出版元:Viking
・ジャンル:ミステリ、コージーミステリ
・ページ数:413ページ
・シリーズ:Thursday Murder Club #3

 

あらすじ

ある木曜日の午後高齢者センターで、10年前の未解決事件、つまり彼らの大好きな事件が、木曜殺人クラブを地元ニュースの伝説と、死体も答えもない殺人事件へと導く。

 

彼らが 「バイキング 」と呼ぶ新たな敵は、エリザベスに彼女の元ボス、ヴィクトールを殺すよう迫っていた。死刑宣告を受けた活動家のロンと精神科医のイブラヒムは、バイキングの正体を探る手がかりを追い、前作に登場したマフィアの女王の囚人を調査する。

 

感想

イギリスで大人気のシリーズ。こちらは私もシリーズ1作目から読んでいるのですが、2作目より読みやすいなと感じました(1作目がやっぱり一番いいかなと個人的には思いますが)。

 

事件自体も面白かったですし、意外性も十分にありました。また、緊張と弛緩のバランスがまたよくて、やっぱりこの4人は最高だなと感じました。特に今作もジョイスのユーモアがかなり光っていた気がします。あと、エリザベスはシリーズで回を重ねるごとに、このおばあちゃんは本当にただ者じゃないなと思わされます。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!