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中山七里"逃亡刑事" あらすじ・レビュー【警察小説】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は、中山七里さんの"逃亡刑事" いう作品をご紹介します。

 

 

 

あらすじ

県警内部、全員敵!?
千葉県警の警察官が殺された。捜査にあたるのは、県警捜査一課で検挙率トップの班を率いる警部・高頭冴子。陰で〈アマゾネス〉と呼ばれる彼女は、事件の目撃者である八歳の少年・御堂猛から話を聞くことに。そこで猛が犯人だと示したのは、意外な人物だった……。
思わぬことから殺人事件の濡れ衣を着せられた冴子。自分の無実を証明できる猛を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!? 冴子は真犯人にどう立ち向かうのか? どんでん返しの帝王と呼ばれる著者が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー(Amazonより引用)

 

感想

中心となる事件自体は硬派なものですが、文体がとても読みやすく、また会話も非常にリアルで読みやすかったです。物語のカギを握る8歳の子どもや、逃亡先の大阪で出会った人々などが良いアクセントになっていると感じました。

 

警察は素晴らしいもの、良いものと捉えがちですが、犯罪に最も近い存在だからこそ、色々な罠もすぐ近くにあるのだろうと感じました。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!