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沢辺 有司 "ワケありな名画" 概要・レビュー【美術史】

こんにちは!イギリス在住ブロガーの雲川ゆず(@ybook21)です!

今回は、沢辺 有司さんの"ワケありな名画"という作品をご紹介します。

 

 

 

概要

ダ・ヴィンチ「モナリザ」、ピカソ「ゲルニカ」、ルノアール「少女」、ゴヤ「巨人」、ゴッホ「ひまわり」、ムンク「叫び」、ミレイ「オフィーリア」…。 誰もが知る名画。 だが、その作品の中には「恐ろしい事件」「忌まわしい逸話」「画家の狂気」「業深き陰謀」などに彩られたものも少なくない。

「オフィーリア」のモデルになった後、アヘン中毒になり失意のまま死亡したリジー。妻の腐敗する肌を観察していたモネの「死の床のカミーユ」、なぜか指が6本描かれている歌川広重の「東海道五十三次」、展覧会が閉鎖に追い込まれるほどのスキャンダルを巻き起こしたマネの「オランピア」、10 年ごとに盗難に遭うムンクの「叫び」、過激派の襲撃にさらされるピカソの「ゲルニカ」など。 本書では、31 点の名画の裏に隠された知られざるエピソードを紹介する。(Amazonより引用)

 

感想

紹介されている名画も31点とちょうどよいボリュームでした。絵を見ただけではわからないエピソードを知るのはどれも面白いなと感じました。また、名画だからこそ、贋作の危険が常について回るのだなと感じました。

説明文も読みやすい文体ですので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!