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Lesley Kara "The Rumour" あらすじ・レビュー【洋書心理スリラー】

こんにちは!イギリス在住ブロガーのゆず(@ybook21)です!

今回はLesley Karaさんの"The Rumour" という作品をご紹介します。

 

日本語翻訳版『噂』も出版されているようです!

 

作品概要
著者について

レスリー・カーラ
デビュー作「The Rumour」は、サンデー・タイムズ紙のベストセラーとなり、18カ国で出版された。現在は、エセックス北部の海岸に住み、フルタイムで執筆活動を行っている。

 

本の概要

・ISBN:9781787630048
・出版年:2018年
・出版元:Bantam Press
・ジャンル:ミステリ、心理スリラー
・ページ数:320ページ(ハードカバー)

 

あらすじ

シングルマザーのジョアンナは、息子の通う学校の校門である噂を耳にする。悪名高い事件の犯人が、フリンステッド・オン・シーというのんびりとした小さな町に、身分を隠して住んでいるという噂だ。何気ない一言がきっかけで、後戻りはできなくなる。

 

サリー・マッゴーワンは、48年前にロビー・ハリスを刺殺したとき、わずか10歳だった。

 

そして今、彼女はこの町で暮らしているという。更生したとされる殺人鬼とは何者なのか?ひとつの噂がどれほど危険なものになるのか?そしてジョアンナは、愛する人たちを危険から守るためにどこまでできるのだろうか?

 

感想

魅力的なスリラーで、読み応えのある作品でした。これがレスリーさんのデビュー作というのがすごいなと感じました。

 

文章も読みやすく、すぐにストーリーに引き込まれ、無視できない噂の真相が知りたくなりました。ゴシップは人々のかっこうの話題になりますが、それがもたらす結果についてさらに考えさせられました。

 

途中、誰しもが怪しく感じられ(そこは焦りに焦る主人公のジョアンナと感情をともにできたなと思います)、色々な可能性を考えられたのが面白かったです。

 

5段階評価(おすすめ度)

※あくまで私の主観によるものですので、参考程度にお考えください。

 

★★★★☆(4/5)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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