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イギリスのおすすめ警察小説作家5選【洋書ミステリ】

こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です!

 

シャーロックホームズやポアロをはじめとして、イギリスに対してミステリ作品のイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。いわゆる「探偵」が活躍する作品のほか、数多くの警察小説も登場しています。

 

そこで、今回の記事では、イギリスのおすすめ警察小説作家さんを5名ご紹介します。面白い作品や私のレビュー記事も合わせてご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

なお、各見出しに記載したお名前は敬称略としております。予めご了承ください。

 

 

1.Peter James(ピーター・ジェームズ)

長いキャリアでさまざまな作品を発表しているピーター・ジェームズさん。なかでも彼の「ロイ・グレース」シリーズはイギリス国内外でベストセラーとなり、テレビドラマ化もされています。

 

ピーター・ジェームズさんのおすすめ作品

Find Them Dead (Roy Grace #16)

私のレビュー記事はこちら

 

Left You Dead(Roy Grace, 17)

私のレビュー記事はこちら

 

2.Ann Cleeves(アン・クリーブス)

特にイギリス北部を舞台にした警察小説を読みたい方におすすめなのがアン・クリーブスさんの作品です。厳しくも美しい自然に囲まれ、そこで起きる事件や存在する人間関係などを丁寧に描いています。

 

アン・クリーブスさんのおすすめ作品

Silent Voices (Vera Stanhope #4)

私のレビュー記事はこちら

 

Red Bones(Shetland Island #3)

私のレビュー記事はこちら

 

3.M. J. Arlidge (M. J. アーリッジ)

現代のイギリスの警察小説作家さんのなかで、これほど一つ一つの作品の質が高く、確実な評価を得ているのがM. J. アーリッジさんではないかと個人的には思っています。取り扱う事件や警察のチームを含む登場人物も魅力的ですし、一章一章が短く、忙しい方でも読みやすいのが特徴です。

 

M. J. アーリッジさんのおすすめ作品

Down to the Woods(Helen Grace #8)

私のレビュー記事はこちら

 

All Fall Down(Helen Grace #9)

私のレビュー記事はこちら

 

ちなみに、ヘレングレースシリーズについては以下の記事で作品を一覧でご紹介しています!

ybook.hatenablog.com

 

4.Cara Hunter(カーラ・ハンター)

オックスフォードを舞台にした「アダム・フォーリー」シリーズで有名なカーラ・ハンターさん。一つ一つの作品が重厚で、イギリスミステリの伝統や重厚さと、鋭い視点で切り取っている現代社会の問題がバランスよく描かれています。

 

カーラ・ハンターさんのおすすめ作品

No Way Out (DI Adam Fawley #3) 

私のレビュー記事はこちら

 

ちなみに、アダム・フォーリーシリーズについては以下の記事で作品を一覧でご紹介しています!

ybook.hatenablog.com

 

5.Colin Dexter(コリン・デクスター)

2017年に亡くなってしまいましたが、イギリスの警察小説やミステリに大きな影響を与えたのがコリン・デクスターさんです。彼の代表シリーズ「モースシリーズ」はテレビドラマ化もされ、大人気となりました。

 

コリン・デクスターさんのおすすめ作品

The Dead of Jericho(Inspector Morse #5)

私のレビュー記事はこちら

 

Last Bus to Woodstock (Inspector Morse #1)

私のレビュー記事はこちら

 

オックスフォードを舞台にしたミステリは以下の記事でまとめています!

ybook.hatenablog.com

そのほか、イギリスの各地を舞台にした作品は以下の記事でまとめています。

ybook.hatenablog.com

 

以上です!

この記事が少しでもみなさんの本選びや作家さんとの出会いのきっかけになれば嬉しいです。